「ルーダスゴディス(Lördagsgodis)」

一般社団法人太田新田歯科医師会

ピース歯科・矯正歯科

院長 長尾 泰好

北欧のスウェーデンは虫歯予防の先進国です。そこに至ったには、さまざまな理由がありますが、その一つをご紹介します。

毎週土曜日に限り子供がお菓子を食べても良いという習慣があるらしいです。この文化は「ルーダスゴディス(Lördagsgodis)」と呼ばれます。

ゴディスgodisスウェーデン語で「ルーダスLördag」は「土曜日」、「ゴディスgodis」は「お菓子、キャンディ」を意味します。土曜日のお菓子という意味です。

義務や法律ではありませんが、特に子供がいる家庭で、毎週土曜日の楽しみとして取り入れられているそうです。

日本ではIKEAのお菓子として、知られています。

生まれたきっかけは、1950年代、経済の発展に伴い砂糖の消費量が上がり、虫歯の人が増え、その対策として「お菓子を食べるのは土曜日だけにしよう」というキャンペーンを当時の政府が打ち出したのが始まりだそうです。

そこから習慣化され現在にはスウェーデンのすばらしい文化となっています。

お菓子や甘いものは、私も好きです。食べちゃ悪いものという認識をしなくていいと思います。

スウェーデンでは毎週土曜日にまとめて食べていますが、重要なのは、食べる回数、時間帯、食べている時間、その後の歯ブラシです。 虫歯予防は子供のうちが一番重要になります。砂糖が入っているお菓子や飲み物は一旦おいしさを知ったら止めることは難しいので、与えるのは、なるべく遅くし3歳以降が望ましいです。だらだら時間を決めずに食べると虫歯のリスクは増加するので、時間や回数を決めて、食べたり飲んだりしましょう。

ちなみ糖質が、食品100gもしくは飲料100mLに対して0.5g未満量以下であれば、「シュガーレス」「ノンシュガー」「無糖」「糖類ゼロ」などと表示ができるので、全く虫歯になるリスクがないわけではありません。

健康に長生きしたければ、歯科健診を受けましょう!

一般社団法人太田新田歯科医師会

学校歯科委員会担当理事

大木歯科クリニック 院長 大木晴伸

春に各学校で歯科健診を行っていると思いますが、もう治療はお済でしょうか?

また、治療勧告書を受け取り早々に治療した方は、そろそろ健診の時期では?

「今年は治療勧告書をもらわなかった!」と言って歯科受診をしていない方はいませんか?

本日は歯科健診についてお話します。

我々歯科医師は患者さんが来院されると『 主訴 視診 触診 打診 レントゲン CT MRIなどの画像検査 生化学検査 病理検査 等』様々な検査を行い、診断を確定、治療計画を立てます。

しかし、学校健診ではこのような検査は出来ず、視診のみです。保健室などで児童生徒さん達と会い向かいに座り、口の中を診させてもらいます。正直全然見えないのです。しかも短時間に何百人も診なければなりません。そんな状況では正しい確定診断は出来ません。

我々歯科医師は「学校歯科医の活動指針」というマニュアルに沿って保健活動を行っておりますが、その中に学校健診は「スクリーニングすること」だと明記されています。ですから疑わしい点があれば、再度専門医に診断してもらうように案内を出します。また、学校歯科健診は年に1回を義務付けられておりますが、言い換えれば学校では授業の他様々な行事が有るので、それ以上時間が取れないというのが現実です。しかし、前述の通り確定診断ができず、そもそもむし歯は数か月、歯肉炎は数日でも状態が変化し、年に1回の健診では足りずご自身でかかりつけ医でお口の中をチェックしてもらう必要があります。

様々な研究により、口の中の状態が全身の健康に大きく影響することが解っています。成人病と呼ばれる疾患がいくつかあります。主に生活習慣に関連する要因が原因となり発症する疾患ですが、例えば高血圧の予防は?栄養素バランスの良い食事 適度な運動 十分な睡眠・・・では糖尿病は?栄養素バランスの良い食事 適度な運動 十分な睡眠 高脂血症は?栄養素バランスの良い食事 適度な運動 十分な睡眠・・・疾患が違うのに予防策は皆同じ しかしそれで本当に予防できるのでしょうか?

お口の中の2大疾病『むし歯』と『歯周病』。この二つは理論上100%磨ければ絶対に起こりません。そしてこれらが起こらなければ成人病にも罹患しづらくなります。重症の糖尿病と重症の歯周病が両方患っている方が歯周病を改善するだけで、糖尿病も改善してくるという事例はいくつもあります。さらに高齢になってからのボケ、アルツハイマー病の予防にも口腔内の健康が大きく関わります。

児童生徒さんは学校からの「治療のお知らせ」の紙をもらわなくても年に何回か歯科にチェックを受けましょう。また、日本人は高校を卒業すると健診を全く受けない人の割合がとても多くなります。大人の方も「どこも痛くなくても」年に2~3回は歯科健診を是非受けて下さい。それがあなたの為です!

第24回市民公開講座 開催報告

太田市・太田新田歯科医師会

第24回市民公開講座 開催報告

日時:令和5年11月19日(日) 午後2時~午後4時

会場:太田市宝泉行政センター 多目的ホール(太田市西野谷町38‐2)

主催:太田市・一般社団法人 太田新田歯科医師会

後援:太田市教育委員会・太田保健福祉事務所・太田市医師会

太田市薬剤師会・群馬県看護協会太田地区支部・太田栄養士会

太田歯科技工士会・群馬県歯科衛生士会東毛支部・群馬県歯科医師会

 

ご存知ですか?オーラルフレイル
~お口の機能を維持するために~

 

コロナウイルス感染症の影響も落ち着き、昨年に続き令和5年度 第24回市民公開講座が感染症対策に留意して開催されました。暖かな晴天に恵まれ、160名の市民の皆様にご参加いただきました。

今回は、オーラルフレイルについて、お口の健康管理が全身の健康に深く関わり、お口の機能を維持向上させることが健康寿命の延伸にどのように繋がるのかというお話しして頂きました。

 

演題:オーラルフレイルを考えてみましょう

講師:寺中 智 先生

 

(足利赤十字病院 リハビリテーション科 口腔治療室長)

寺中 智 先生

 

世界では34%の人がお口の中の治療を受けていないというデータがあります。日本ではほとんどの人が歯科医院で治療を受け、今では高齢者治療先進国となっており、歯周病や虫歯だけの治療ではなく口腔機能が注目されてきています!!そして、かかりつけ歯科医院(定期受診している歯科医院)を持っている人は長生きするというデータもあります。歯科医院にかかっていれば何故長生きするのでしょう?

オーラルフレイルとは? オーラル(お口)のフレイル(衰え)

  • オーラルフレイルの認知度(H28とR2の比較) 神奈川県歯科医師会調査

オーラルフレイルという言葉をご存知ですか?20歳以上の県内在住者の患者又は当該診療所が訪問診療を行った患者5,845人を対象に調査

H28:知らない82.5% 言葉は知っている10.8% 意味もわかる3.3% 不明3.3% 認知度14.1%

R2  :知らない67.2% 言葉は知っている19.9% 意味もわかる8.7% 不明8.7% 認知度約30%

日本歯科医師会では2025年までに認知度50%にする事を目標にしている

  • フレイル(Frailty)には多面性がある。

・身体の虚弱 ― フィジカルフレイル
・社会性の虚弱 ― ソーシャルフレイル
・認知 心理 精神の虚弱 ― メンタルフレイル

フレイルとサルコペニア

サルコペニア ― 骨格筋量低下・筋力低下・身体機能低下

身体的フレイル ― 体重減少・易疲労感・身体活動低下・筋力低下・身体機能低下

この二つには筋力低下・身体機能低下の共通点があり、このことから食欲低下になり、さらに低栄養になり、そしてサルコペニアが進んでしまう。

  • 口腔機能での「食べる」に注目!

・口から食事を摂ることが栄養摂取効率が良い
・味わうことで感性が豊かになる。
・色んな人と食べることで美味しさを共有できる
・しっかり咀嚼することで脳血流量の活性化

  • 高齢者における食力

・栄養(栄養摂取・バランス、栄養状態)
・社会性 心理(こころ) 認知 経済(貧困)=介入しにくい
・身体(サルコペニア)
・多病(基礎疾患) 多剤併用=介入しやすい
・口腔‐嚥下機能(残歯、咀嚼、嚥下、口腔衛生、等)=介入しやすい

  • 健康長寿のための3つの柱

『栄養』 食・口腔機能 ①食事(バランス)②口腔内の定期的管理(歯科受診)
『社会参加』 就労、余暇活動、ボランティア①お友達と食事②前向きに社会活動
『身体活動』 運動、社会活動など①ウォーキング②筋トレちょっと頑張る
『栄養』と『社会参加』に介入すれば『身体活動』は付いてくる。

サルコペニア(低四肢骨格筋量・低筋力・低身体機能)にならないためには、社会性(人とのつながり、生活の広がり、誰かと食事)を低下させないことが重要!! まさにコロナ渦!!

  • フレイルと口腔機能が関連している ― フレイルドミノ

社会性の低下がきっかけとなり、運動量の低下→精神・心理の低下→口腔状態の低下→栄養機能の低下→身体機能の低下とドミノ式に低下していく。このフレイルドミノを止めるには予防が重要である。

オーラルフレイル →わずかなむせや食べこぼし、滑舌の低下といった「老化による口腔機能低下を加速させている原因」を自分事にする概念 ⇒国民の啓発に用いる用語(キャッチフレーズ)

  • オーラルフレイルの概念(2019年度版)

フレイルへの影響度

第1レベル 口の健康リテラシーの低下

・社会的フレイル・精神心理的フレイル・自発性の低下➡
・不十分な口腔健康への関心➡
・歯の喪失リスクの増加

ポピュレーションアプローチ

第2レベル 口のささいなトラブル

・滑舌低下・食べこぼし・噛めない食品の増加・むせ➡
・食品多様性の低下・食欲低下
地域保健事業、介護予防による対応

 第3レベル 口の機能低下(口腔機能低下症)

・口腔不潔 乾燥・咬合力低下・口唇 舌の機能低下・咀嚼機能 嚥下機能低下➡
・低栄養・サルコペニア

地域歯科診療所で対応

第4レベル 食べる機能の障がい(摂食嚥下障害)

・咀嚼障害・摂食嚥下障害➡
・栄養障害・運動障害・要介護

専門知識を持つ医師・歯科医師による対応

 

  • 口腔関連機関における機能低下への悪循環

歯が抜ける・歯が痛い➡かめない➡柔らかいものを食べる➡かむ機能の低下➡食欲の低下

➡サルコペニア

歯がないということは、噛めなくなり、食べられなくなる。しかし調理することによって食べやすくする事ができる!!

  • 口腔の虚弱(オーラルフレイル)は身体的フレイルや死亡リスクとなる

 対象者:高齢者2044人

 評価項目(6項目中3項目以上の該当者をオーラルフレイル)

    1. 祖役能力
    2. 口腔巧緻
    3. 舌運動の最大力
    4. 主観的咀嚼能力低下
    5. むせ
    6. 残存指数20歯未満

「オーラルフレイル」の人が抱えるリスク

身体的フレイル 2.4倍

サルコペニア 2.1倍

要介護認定 2.4倍◎

総死亡リスク 2.1倍◎

 

オーラルフレイルのセルフチェック 2023年版(案)

2つ以上の項目が該当→オーラルフレイルと定義

  1. 歯が少ない 残存指数で評価
  2. 咀嚼困難 半年前と比べて硬いものを食べるのが難しくなった
  3. 飲み込みにくい お茶や汁物等でむせることがある
  4. 口腔乾燥感 口が渇くことがよくある
  5. 滑舌低下 普段の会話で言葉で、言葉をはっきりと発音できないことがある

 

  • オーラルフレイルの予防

口腔体操でオーラルフレイルを予防

【ブクブクうがい】と【ガラガラうがい】を意識して行う事によって複雑な口腔機能が鍛えられる

舌・口腔周囲の筋力負荷訓練

舌の筋力負荷訓練

スプーンを用いて舌の上から押し、その力に抵抗して舌でスプーンを押し返す

口唇の筋力負荷訓練

ストローを唇に挟んだまま引っ張り、その力に抵抗する

  • 口腔機能低下症とオーラルフレイル

オーラルフレイルは、わずかなむせや食べこぼし、滑舌の低下といった口腔機能が低下した状態を示すものであり、国民の啓発に用いる用語(キャッチフレーズ)である。

一方、口腔機能低下症は、検査結果に基づく疾患名である。従って、それぞれ区別されるものではなくどちらも重要な概念であり、国民へ口腔機能に関心を持つことの重要性を啓発し、その結果、歯科医院を受診して口腔機能低下症の検査を受けるということが一般的になることが望まれる。

  • 歯科医院での検査

①口腔不潔(舌の汚れ)
舌苔付着度(TCI)
舌苔スコアの基準 舌を9分割し舌苔スコアを記録
スコア0 舌苔は認められない
スコア1 舌乳頭が認識可能な薄い舌苔
スコア2 舌乳頭が認識不可能な厚い舌苔
舌苔インデックス(TCI)=スコアの合計(0~18点)/18×100% 50%以上が評価基準

②口腔乾燥(口の乾燥)  ①②〔口腔内環境の評価〕

1) 口腔水分計による計測 舌先端から10㎜の舌背部分を計測機(ムーカス)を使用し測定
27.0未満が測定基準

2) サクソンテストによる評価

・乾燥重量 2gのガーゼを用いる(タイプⅢ医療ガーゼ、7.5cm四方)
・乾燥したガーゼを2分間咬み、唾液をガーゼとともに一塊に回収、重量を測定し増加重量を唾液量とする。2g/2分以下が判定基準

③咬合力低下(噛む力)

    1. 感圧フィルムによる咬合力の計測
      デンタルプレスケールⅠ・バイトフォースアナライザ使用
      プレスケール 200N未満・プレスケールⅡ 500N未満が判定基準
    2. 残存指数(残根と動揺度3の歯を除く)
      20本未満(19本以下)が判定基準

④舌口唇運動機能低下(舌の動き)

オーラルディアドコキネシス 5分間での合計発音数を計測し、1秒当たりの回数を算出
/pa/:口唇の運動機能 /ta/:舌前方の運動機能 /ka/:舌後方の運動機能
それぞれ1秒当たりの回数がいずれかで6回未満が判定基準

⑤低舌圧(舌の力) ③ ④⑤[個別的機能の評価]

JMS舌圧計(JMS)にて最大舌圧の計測(義歯使用者は、装着した状態で測定)
30㎪未満が基準値

⑥咀嚼機能低下(噛みつぶす力)

      1. グミゼリーを用いたグルコース溶出量による咀嚼能率検査
        グルコセンサー使用 100㎎/㎗未満が判定基準
      2. 咀嚼能率スコア法による評価
        咀嚼能力測定グミゼリー使用 粉砕程度スコア2以下が判定基準

⑦嚥下機能障害(飲む力) ⑥ ⑦〔総合的機能の評価〕

      1. EAT-10 それぞれの問いを5段階で回答(0点:問題なし~ 4点:ひどく問題)
        合計点数3点以上が判定基準
      2. 聖隷式嚥下質問紙 それぞれの問いをA,B,Cで回答
        Aが1つ以上が判定基準
  • 症例検討

入れ歯は使えているという入院患者さんでしたが、口腔内には上顎義歯のみ装着されており下顎は無歯顎。また、別の患者さんは壊れた入れ歯のままであった。義歯の修理や新製することによって咀嚼機能が改善され以前よりも上手く食事が可能となった。また、歯科医師や言語聴覚士による咀嚼や嚥下のトレーニングを行うことにより、口腔内環境が整い食事がしやすくなった。

  • Take home message

 ・オーラルフレイルで国民的ムーブメント
・口の機能の限界を知りましょう
・かかりつけ歯科医院を持ちましょう
・セルフチェックをして歯科医院で管理
・年を重ねても「おいしく元気、ごはんがうまい!」

なにか口のことで些細なことがあったら歯科医院を受診しましょう。今日の講演が皆様の健康に寄与出来れば幸いです。と締めくくり第24回市民公開講座は終焉となりました。

―食べること、健康であること、美しくあること、全ては人々の幸せのために!―

第24回市民公開講座  第24回市民公開講座 

文責 太田新田歯科医師会 市民公開講座運営委員会 増田康展

エフエムTARO 2023 放送内容

エフエムTAROの放送について

会員の歯科医師がエフエムTARO(コミュニティFM放送76.7MHz)に出演し、歯科に関する最新情報などについて分かりやすく解説しています。

放送日時

毎月第3火曜日 13:20頃~(予定)

1月 スポーツマウスガード

2月 歯科衛生士ってどんな仕事??

3月 部分入れ歯の話

4月 あきらめないで、お口の健康 ~口腔機能低下症~

5月 第29回 歯と口の健康フェア

6月 マスク生活もひと段落、あなたは大丈夫?

7月 ~睡眠時無呼吸症候群(いびき)について~

8月 ブラキシズムって何?

9月 根面う蝕を知っていますか?

10月 タバコがお口に与える悪影響

11月 「ルーダスゴディス(Lördagsgodis)」

12月 太田新田歯科医師会から年末年始の休日当番のお知らせ

 

タバコがお口に与える悪影響

一般社団法人太田新田歯科医師会

幸生歯科医院
院長 山田 幸生

タバコは癌や血管の病気の大きな原因として知られていますが、実は最初に通過する口への悪影響がとても大きいことをご存じですか?

タバコには4000種類もの化学物質が含まれており、その中の200種類が有害物質、70種類は発がん性を持っています。このような物質が毎日幾度となく通過することで、徐々にお口の中に様々な変化を起こしていくのです。

今日はお口に与える悪影響を6つにまとめてお話しさせていただきます。

1.歯周病

タバコを吸うと歯茎の血流が悪くなって、歯茎の細菌に対する免疫力が落ちます。また歯茎が酸素不足に陥り、空気を嫌う歯周病菌が活発になって歯周病が発症・進行しやすくなります。タバコを1日に10本吸う人は吸わない人に比べて5.4倍も歯周病リスクが高くなるという調査結果が出ています。

2.ヤニによる汚れ

タバコのヤニはべったりと歯の表面にこびりつき、1度つくとなかなか取れません。ヤニは見た目だけでなく有害物質をジワジワと放出し続けるという意味でもよくありません。

3.口臭

タバコを吸うと歯周病にかかりやすくなり、それに加えてタバコ独特の匂いが混ざりあってひどい悪臭となる場合も珍しくありません。

4.歯茎の色の悪化

タバコを吸うと毛細血管が収縮するため、周囲の歯茎や唇の色がどす黒く変化していきます。またビタミンCも破壊されるためメラニン色素が沈着し、さらに黒っぽくなっていきます。

5.口腔ガン

タバコはお口のガンのリスクも高めます。特に喉頭がんに関しては32.5倍もリスクがアップすると言われています。

6.お口の傷の治りが悪くなる

タバコを吸っていると、歯茎や粘膜などの免疫力が落ちるため、傷の治りが悪くなります。そのため、抜歯後の治りが悪くなり、歯周病の治療をしても治療効果が出にくくなります。またインプラント治療をしてもインプラント体と骨がくっつきにくく、インプラント周囲に細菌感染を起こしやすいため、喫煙者には通常インプラントは勧められません。

 

以上大きな悪影響6つについてお話させていただきました。喫煙されている方には耳の痛い話になったかもしれませんが、禁煙を考えるきっかけになれば幸いです。なお加熱式タバコにもニコチンはほぼ同量含まれていることもお忘れなく。

「習慣だからと」毎日何気なく吸いこんでいるその煙。ちょっと立ち止まって考えてみませんか。日々の暮らしが5年後、10年後の自分を作ります。私達歯科は皆さんの禁煙を応援しています。