顎関節症について

太田新田歯科医師会

尾島デンタルクリニック

院 長 林崎雅樹

顎関節症について

 

今日は日本に悩んでいる方が4万人いると言われている顎関節症についてお話ししたいと思います。

いわゆる「あごが痛い」「あごが鳴る」「口が開けづらい」という症状があれば、顎関節症かもしれません。

先ほど4万人という数字が出ましたが、顎関節症は成人の約半数が経験しているとも言われていまして、私自身も数年前に悩んでいた時期があります。

お子様からお年寄りまで幅広く見られる疾患ですが、特に多いのは10代半ばから20代で、女性が男性の2~3倍多いというデータもあります。

自分で出来るチェック法と自分でできる治療法をご紹介します。

  1. 口を大きく開いたとき,人差し指から薬指を並べた3本指を縦にして入りますか?
  2. 口を大きく開け閉めした時,あごの痛みがありますか?
  3. 口を大きく開いたとき,まっすぐに開きますか?
  4. 干し肉,するめ,タコなど硬いものを食べるとあごや顔が痛みますか?

これらに当てはまるものが多いと、顎関節症かも知れません。

悩んでいる方のために、自分ですぐにできる予防法をご紹介します。

  1. 日常のストレスを少なくする
  2. 頬杖をやめる
  3. 睡眠時の姿勢に気を付ける(うつぶせ寝や手枕など)
  4. 日中の食いしばりをしない
  5. 片側の咬み癖をやめる

こういった予防法に気をつけていただいて、改善しない場合は歯科医院でご相談ください。

休日歯科診療について

太田新田歯科医師会
休日診療委員会
委員長 西林 滋

休日歯科診療について

 

太田新田歯科医師会では休日に「歯の痛み、腫れた、詰め物がとれた」などで急にお困りの方に 応急処置を主体とした診療を 下記の通り行っております。

歯科医は太田市・みどり市笠懸町で開業している太田新田歯科医師会員が当番制で担当しております。

1 カレンダーで休日の日 日曜日と祝日

2 お盆休み  8月13日~16日

年末年始 12月29日~1月3日 (かなり混みます)

3 診療時間 午前10時~午後1時まで

受付は できれば 12時30分までに来院してください。

4 診療内容

応急処置が主体になり 歯型をとってかぶせ物や入れ歯を作る

歯石をとる などの治療はしておりません。

5 薬は処方箋をだして薬局で買っていただきます。

6 必ず保険証をご持参ください。ないと10割負担になります。

後日保険証をご持参いただければ 預かり分の費用は返金します。

※また現在飲んでいる薬を表示するお薬手帳なども忘れずに持参してください。また問診票には 病気・体調等もれなく記入してください。

7 太田新田歯科医師会館

住所 太田市新井町516-18

太田市役所の南西に位置し 川沿いにあります。

電話番号 0276-45-7320

所在地や電話番号の確認は 太田市広報にも書かれております。

電話は平日でも事務員がおりますので確認が可能です。

その入れ歯本当に咬めていますか?

太田新田歯科医師会

藤平歯科医院

院 長 藤平 哲

その入れ歯本当に咬めていますか?

歯を失ってしまった場合の治療の一つとして、入れ歯を使用することがあります。多くの歯を失った場合は大きな入れ歯になり、すべて無くなってしまえば総入れ歯になります。入れ歯が合っていれば痛みはなく、違和感もほぼなくなり食事の制限もかなり少なくなります。

今回のテーマはここからです。

入れ歯の歯は主にレジンで出来ています。使用していると少しずつ擦り減っていきます。変化が少しずつな為、長年使用していても気が付くことは少ないと思います。

現在使用している入れ歯の歯の形を確認してみてください。もとの歯の形態が崩れていたり、平らになってしまっている場合注意が必要です。その入れ歯は奥歯の上下の接触が失われている場合があります。

ではどうやって食事をしているのでしょうか?歯が擦り減ってしまったため咬みたい位置ではなく、咬める位置を探して顎をずらして咬んでいるのです。

これが後に歯ぐきや顎の関節に悪影響を及ぼします。結果、その癖が長い人ほど新しい入れ歯に違和感があります。理由は今までの入れ歯と新しい入れ歯のかみ合わせの位置が違うからです。新しい入れ歯のかみ合わせは、理想的な位置を基準として作製しますので現在の入れ歯の噛む位置とのズレが大きい人ほど馴染むまでの時間が長くなります。

ですので、現在使用している入れ歯に異常を感じていなくても、時々噛み合わせをチェックして必要があれば調整をしてもらってください。

しかし調整しても完全には噛み合わせの位置をキープし続けることは難しいと思います。私の提案としては何度も調整を繰り返す前に新しい入れ歯を作製し、違和感やあごのズレを最小限に止めることをお勧めします。

歯科金属アレルギー

太田新田歯科医師会

おおばら歯科医院

院長 松本文男

 

歯科金属アレルギー

歯科金属アレルギーは、歯の治療のため装着された金属が原因で起こるアレルギーです。近年増加傾向にあると言われ、対応が急がれていますが、まだ一般的な認知度は低く、また診断、治療に時間や手間がかかる事もあり対応の難しい疾患と言えます。

金属を被せた歯の周囲だけが赤くなったり、白いザラザラができて、痛みや違和感を生じ、それが長期間無くならない場合などはアレルギーの可能性があります。ただし、口の中の症状はほとんど無く、手足など皮膚の発疹を主な症状とする場合も多く、アレルギーを確定するのは容易ではありません。

金属アレルギーが疑われる場合、通常皮膚科などでアレルギー検査を行い、陽性反応(アレルギーあり)が認められた場合に治療を行います。

治療は何よりもまず原因の除去、つまり金属を口の中から外します。仮の修復で一定期間経過観察して、症状の改善が得られれば、新たに金属以外の材料で歯の修復を行います。一般的には樹脂やセラミックが材料として用いられます。従来奥歯を金属以外で治療した場合、保険診療でなく自費診療となる場合が多かったのですが、近年保険でなおせる範囲が増えてきています。

昨年からは大臼歯(上下奥の大きな歯)にも保険で金属を使わない被せものが作れるようになりました。一部に適応できないケースもあり、すべての歯科医院で対応できるわけではありませんが、選択肢が増えたのは朗報と言えるでしょう。

今回金属によって起こる疾患についてお知らせしましたが、金属を用いて歯の治療をすることを否定するものではありません。金属材料は金属であるがゆえの利点が明らかにあります。金属は丈夫で加工性、適合性に優れ、様々な形態を作ることが可能です。金属アレルギーを恐れるがあまり、不必要に金属修復物を除去する必要はありません。正しい診断のもと適材適所で材料を選択することが重要です。歯科金属アレルギーが気になった方は、まず歯科医院で相談してみて下さい。