令和7年度 第31回 歯と口の健康フェア ~歯っぴいライフで8020~

太田新田歯科医師会
公衆衛生委員会担当理事

MK歯科クリニック
院長 増田康展

令和7年度 第31回 歯と口の健康フェア ~歯っぴいライフで8020~

 

太田新田歯科医師会では、「6月4日 むし歯予防デー」にちなみ6月1日(日)イオンモール太田2Fイオンホールにて、午前10時から午後3時まで「歯と口の健康フェア~歯っぴいライフで8020~」と題し、市民の方々への歯科情報の提供、口腔ケアに対する意識の向上をして頂く事を目指したイベントを開催します。

今回で31回目の開催となる「歯と口の健康フェア」ですが、一昨年はコロナ禍の為4年ぶりに規模を縮小して開催致しました。今年も昨年同様、感染対策に留意しながらもコロナ前のような活気のあるイベントにしたいと思っております。また、太田市内の小中学生を対象にご応募いただいた歯科保健啓発図画ポスター標語コンクールの優秀作品の展示会も兼ねております。

今回の内容は

・お口の中のバイキンを見てみよう(位相差顕微鏡)【太田新田歯科医師会】

・歯科相談【太田新田歯科医師会】

・フッ素を塗って丈夫な歯、歯みがき指導【群馬県歯科衛生士会東毛支部】

・手・指型とり体験【太田歯科技工士会】

・栄養に関する情報展示/ぬりえ・子供向け魚釣りゲーム【太田栄養士会】

・血圧・体脂肪率測定/健康・介護相談【群馬県看護協会太田地区支部】

・太田地域・職域連携による健康づくり普及啓発【太田地区・職域連携推進協議会】

・「歯科保健啓発図画ポスター標語コンクール」優秀作品展示【太田市教育委員会、太田市学校保健会・太田保健福祉事務所】

 

・ミニ市民公開講座

11:00 人生健康でいられるためには? ~健診から始まる歯科との付き合い方~ 【太田新田歯科医師会】
11:30 歯の栄養の紙芝居 ① 【太田栄養士会】
13:30 歯の栄養の紙芝居 ② 【太田栄養士会】
14:00 歯科訪問診療って? 【太田新田歯科医師会】

このフェアを機に、歯と口の状態に関心を持っていただき、日頃の口腔ケア、健康管理に役だてて頂ければ幸いです。入場は無料でご来場の方々にはプレゼントもご用意しておりますので、ぜひお越しください。

その皮膚トラブルはお口の中かも?

一般社団法人太田新田歯科医師会

尾島デンタルクリニック

理事長 林崎 雅樹

その皮膚トラブルはお口の中かも?

私たち歯科医師が診療の中で直面することの一つに「金属アレルギー」があります。金属アレルギーとは、身体が金属に反応してアレルギー症状を引き起こす状態を指します。歯科治療では銀歯や詰め物、義歯の金属部分など、口の中に使用される金属が原因となることがあります。

金属アレルギーの症状は、口の中に限らず、手や足、全身に湿疹やかゆみ、ただれといった皮膚トラブルとして現れることが特徴です。そのため、皮膚科で長年治らない湿疹の原因が、実は口の中の金属だったというケースも少なくありません。

金属アレルギーの原因となる金属には、ニッケル、クロム、コバルト、パラジウムなどがあり、歯科材料に一般的に含まれています。特に保険診療で使われる銀合金には、これらの金属が多く含まれているため、過去に治療を受けた部分が長年経ってからアレルギー反応を起こすこともあります。

対策として、金属アレルギーが疑われる患者さまには、可能であれば皮膚科でのパッチテストによる検査を勧めています。その結果をもとに、使用する材料を慎重に選定します。現在では金属を使用しないメタルフリー治療も進化しており、アレルギーの不安を抱える方でも安心して治療を受けていただける選択肢が増えています。

口の中の小さな金属が、全身の健康に影響を及ぼすことがあるのです。皆さまの全身の健康を守るために、金属アレルギーへの理解と対策は非常に重要だと感じています。

ご自身が金属アレルギーかもしれないと感じた方、あるいは過去に歯科治療後から原因不明の皮膚トラブルが続いている方は、一度お近くの歯科医院でご相談されることをおすすめします。

太田新田歯科医師会 学術医療管理委員会について

一般社団法人太田新田歯科医師会

学術医療管理委員会 担当理事

おおばら歯科医院

院長 松本文男

 

太田新田歯科医師会 学術医療管理委員会について

歯科医師にとって知識と技能の研鑽は欠かせません。日々進歩する医療技術に対応し、また変化する社会のニーズに応えるために、我々歯科医師は普段からさまざまな研修を行っています。学術医療管理委員会ではおもに歯科医師の学術研修事業を行っています。

歯科医師にとって個人で学習する機会は多く、学会や研修会などが頻繁に開催されていますし、また論文や書籍などで新しい情報を入手する事も可能です。多くの場合それらから各々で選択していますが、個人の選択ではどうしても自分の専門や興味のある分野に内容が偏ることもあるでしょうし、また個人では聞けない話もあり、歯科医師会としてはそれらを補完するように、広く多くの歯科医師に役立つ研修を企画、運営しています。

一例をご紹介すると、昨年令和6年には耳鼻科の大学教授にお越し頂いて講演会を開催しました。歯科医が耳鼻科の勉強をするのは意外に思われるかもしれませんが、歯が原因で鼻の症状が出ることや、逆に鼻の病気が歯の異常を来すこともあり、重要な隣接領域とされています。さらに講師は医師と歯科医師の両方の免許を持つダブルライセンスドクターで、歯科医向けの耳鼻科の話には最適の方で、大変有意義な講演会でした。

また歯科医師を対象とした講習会以外にも、医院のスタッフ向けの講習会を毎年開催し、歯科医師だけでなく医院全体でのスキルアップを目指した活動を行っております。

太田新田歯科医師会では様々な研修事業を通じて、歯科医師の知識と技能の向上を目指し、ひいては患者さんが安心してより良い医療が受けられますように活動を続けてまいります。

太田新田歯科医師会 診療委員会について

一般社団法人太田新田歯科医師会

しまざきデンタルクリニック

院長 島﨑 政人

 

診療委員会についてお話します。診療委員会理事の島﨑政人です。

診療委員会は、主に一般歯科診療において治療が手薄になる部分を行っております。

高齢者や障がい児者の方々への福祉の増進を目的とした歯科事業です。

 

高齢者においては、訪問歯科診療を行っています。

自宅で療養中や施設に入院中の方など、歯科医院に通院できずに困っている方を対象に、歯科医師が自宅等に訪問して治療やケアを行います。

平成30年に太田新田歯科医師会館内に歯科訪問センターを設立し、群馬県地域医療介護総合確保基金事業費補助金を活用して、積極的に訪問歯科診療事業に取り組んでいます。

 

障がい児者においては、施設歯科健診を行っています。

口腔内環境を自己管理することが困難な障がい児者の歯科健診を行うことにより歯科疾患の早期発見、早期治療に取り組んでおります。

障がい者施設の民営化に伴い歯科健診事業が危ぶまれましたが昨年10月より太田市が障がい者歯科事業者助成金交付されることになり再び活動を開始しました。

また、先ほどの訪問診療において、通院困難な障がい児者の方も診療を行っております。

太田新田歯科医師会より新年のご挨拶

一般社団法人太田新田歯科医師会
小野歯科医院
院長 小野 好一

 

新年あけましておめでとうございます

太田新田歯科医師会会長の小野でございます。

日頃より当会の会務運営にご理解とご協力いただき有難うございます。

太田新田歯科医師会は創立100年を超え、現在は太田市内及びみどり市の笠懸に開院するほとんどの歯科医師が入会する120余名の会員からなっております。

太田新田歯科医師会では、いつまでもおいしくものが食べられ、楽しくおしゃべりができて、自立した生活ができ健康で過ごすためには、生涯を通じた切れ目のないお口の健康管理を行うことが重要あると考えており、そのための様々な活動や事業を行っております。

市民の皆様を対象とした2つの事業をご紹介いたします。

一つ目は「歯と口の健康フェア」です。6月4日虫歯予防デーに合わせてイオンホールで開催しております。会場で歯科医師会員の歯科医師はもちろんですが、歯科衛生士、歯科技工士、栄養士そして看護師に参加していただき、皆さんが工夫を凝らしてお口を始めとする健康管理に関するミニイベントを行って頂いております。昨年はなんと来場者は700名を超える大盛況で、多くの方に今まで以上にお口と歯の健康管理に関心を持っていただいたのではないかと自負しております。

二つ目は「市民公開講座」です。市民公開講座は歯と口の健康に関する情報発信の場として太田市との共催で開催しております。昨年はNHKの「ためしてガッテン」の元名物ディレクターの北折一先生をお招きして「ガッテン流健康学」を大公開していただきました。ギャグあり、笑いあり、目からうろこの健康法で、「良かった」「来年も参加したい」と多くの声が寄せられました。

ポスター、チラシ、太田市の広報等などでイベント情報をお知らせしますので参加していただければ幸いです。

 

また、生涯を通じた切れ目のない歯と口の健康管理行うためにはかかりつけ歯科医師のもとで定期的な健診を受けていただくことをお勧めいたします。