太田新田歯科医師会 学術医療管理委員会について

一般社団法人太田新田歯科医師会

学術医療管理委員会 担当理事

おおばら歯科医院

院長 松本文男

 

太田新田歯科医師会 学術医療管理委員会について

歯科医師にとって知識と技能の研鑽は欠かせません。日々進歩する医療技術に対応し、また変化する社会のニーズに応えるために、我々歯科医師は普段からさまざまな研修を行っています。学術医療管理委員会ではおもに歯科医師の学術研修事業を行っています。

歯科医師にとって個人で学習する機会は多く、学会や研修会などが頻繁に開催されていますし、また論文や書籍などで新しい情報を入手する事も可能です。多くの場合それらから各々で選択していますが、個人の選択ではどうしても自分の専門や興味のある分野に内容が偏ることもあるでしょうし、また個人では聞けない話もあり、歯科医師会としてはそれらを補完するように、広く多くの歯科医師に役立つ研修を企画、運営しています。

一例をご紹介すると、昨年令和6年には耳鼻科の大学教授にお越し頂いて講演会を開催しました。歯科医が耳鼻科の勉強をするのは意外に思われるかもしれませんが、歯が原因で鼻の症状が出ることや、逆に鼻の病気が歯の異常を来すこともあり、重要な隣接領域とされています。さらに講師は医師と歯科医師の両方の免許を持つダブルライセンスドクターで、歯科医向けの耳鼻科の話には最適の方で、大変有意義な講演会でした。

また歯科医師を対象とした講習会以外にも、医院のスタッフ向けの講習会を毎年開催し、歯科医師だけでなく医院全体でのスキルアップを目指した活動を行っております。

太田新田歯科医師会では様々な研修事業を通じて、歯科医師の知識と技能の向上を目指し、ひいては患者さんが安心してより良い医療が受けられますように活動を続けてまいります。