歯のホワイトニング

太田新田歯科医師会

医療法人社団ハートケア
ピース歯科クリニック

院長 長尾 泰好

歯のホワイトニング

夏に向けてなぜかホワイトニング希望の患者さんが増える時期になってきました。

青い空 白い雲には白い歯が映えるんでしょうね!

『ホワイトニングってしみないんですか?』とか『歯に悪くないんですか?』とよく聞かれます。現在、各メーカーの開発により、漂白成分を低濃度に抑える一方、基材を工夫して、より漂白効果と低刺激性を両立したホワイトニング剤に進化してきています。

さらに漂白成分の過酸化水素(オキシドール)や過酸化尿素は殺菌作用があるので虫歯菌・歯周病菌を減らす作用も期待できます

あともう一つはホワイトニング直後に起きている歯の表面の強化作用です。

ホワイトニングをすると歯の表面を覆っているペリクルという透明な膜がはがれるのですが、これがなくなることで唾液のカルシウムなどの成分が邪魔されずに歯に戻り歯質の強化になっています

日本で現在、厚生労働省から認可されている歯のホワイトニング剤は歯科医院からしか処方できません。

海外では日本のものより効果が強いものなどがドラッグストアなどで販売されているので手軽に試すことができます。ただ虫歯があるのに気づかず使用してしまうと歯髄炎が起きたり、薬剤の誤った使用方法で歯茎を傷めたりしてしまいますので、海外の商品を自己流で使用しないで、お口の健康診断もかねて歯科医院に相談にいらしてください。

ホワイトニングの方法

オフィスホワイトニング (診療室で行うホワイトニングです)

歯科医師の管理のもと安心にできる
来院回数2~3回
家で自分でやるのが面倒な方はこちらをお勧めします

ホームホワイトニング (おうちで行うホワイトニングです)

自分の好きな時間にできる
効果が出るのに時間がかかる

ホワイトニングできない人

妊娠中・授乳中の方
無力カタラーゼ症の方

ホワイトニングできない歯

詰め物やかぶせ物は白くできません

令和3年度太田地区三師会地域医療講演会

太田地区の医師会、歯科医師会、薬剤師会によるweb講演会が5月27日(木)に行われました。テーマは認知症という視点から医師、歯科医師、薬剤メーカー(東和薬品)よりお話を聞くことができました。歯科医師会からは、とちはら歯科 鎌田 政善 先生による「認知症の人への口腔衛生管理」についての講演をしていただき、知識を深めることができました。

令和3年度太田地区三師会地域医療講演会

 

令和3年度太田地区三師会地域医療講演会

文責 太田新田歯科医師会 学術医療管理委員会 渡木 澄子

歯と口の健康フェア中止のお知らせ、インプラントについて

太田新田歯科医師会

山口歯科医院

院長 山口貞博

歯と口の健康フェア中止のお知らせ、インプラントについて

例年、新田太田歯科医師会では“虫歯予防デー”にちなんで、6 月第一日曜日にイオンモール太田 2 階イオンホールにて、“歯と口の健康フェア~歯っぴいライフで 8020 ~”と 題 してイベントを開催していました。

新型コロナウィルス感染症の影響で、残念ながら昨年に引き続き今年も開催を中止することになりました。

来場を期待されていた皆さんにはご迷惑をおかけします。一日でも早く、普段の生活に戻れることを願っております。

自粛自粛と言われ、外出先で気分転嫁をすることが難しい時期であり、おいしい食事がしたいという願望が高まっているように思います。

ゴールデンウェークに家族でバーべキューをしたが、塊の肉が咬み切れない 、タコやイカ が咬めなくて食べるものがなかったなどせっかくの家族との楽しいひと時が 思うように楽しめなかったなどありま せんでしたか?

このように歯がグラグラして咬めない、奥歯がなくて物が良くかみ砕けない、硬いものをかむと入れ歯が当たって痛む等の症状により、食べられない物が どんどん増えてきたという話を聞きます。

そこで、一つの治療方法としてインプラント治療があります。

この治療方法は歯肉の中の骨に直接チタン製の人工歯根を埋めることで、再び歯が生えたようにお使いいただけます。

入れ歯のように取り外しすることもありません。またブリッジのように、周りの歯を削って被せることもありません。

しかし、骨に人工歯根を埋めるための穴を掘る手術が必要です。また、保険治療ではありませんので、費用が掛かります。

現在、様々な治療方法があります。主治医と相談の上、ご自身にとってより最適な治療法を選択されることを願っております。

唾液の働き

太田新田歯科医師会

岸歯科医院
院長 岸 隆史

唾液の働き

 

健やかな生活習慣には身体の健康が第一です。日頃の生活習慣、食事、運動と気に掛ける事は多々あるかと思いますが、今日はその中でも身近な口の中の事、「唾液」についてお話しようと思います。

「唾液」はただ口の中を濡らしているだけではありません。様々な能力で健康を守る続けるボディーガードなのです。

まず簡単に「唾液の役割」について述べていきます。

 

唾液の作用には…

「1:自浄作用」食べ物や口の中を洗い流す

「2:抗菌作用」細菌の侵入、増殖を抑える

「3:消化作用」消化酵素の力で食べ物を分解して消化しやすくする

「4:粘膜保護作用」口や喉が傷つかないように保護する

「5:緩衝作用」食後、酸性に傾いたpHを中和する

「6:再石灰化作用」飲食で溶けかかった歯を修復する

「7:潤滑作用」発音や発声をスムーズにする

…大きく分けてこの7つがあります。

これらの機能が十分に発揮される事により生活習慣にも、また免疫機能や運動機能も促進され健康寿命が延びていきます。

唾液は年齢や薬物の使用によって分泌量が変わってきます。「口が渇きやすい」「食べ物が飲み込みにくい」「口の中がヒリヒリする」等、感じられたら歯科医院で相談してください。

食前に軽くマッサージをするだけでも分泌量は増加します。

1:指数本を頬(耳の前)に当てて、10回程円を描くようにマッサージする

2:顎の下の軟かい部分を両手の親指で顎の骨に沿って5回程マッサージする

 

人間は「食べる事」で健康を維持し、日々の生活を営んでいきます。

その最初の入り口である「口」を清潔に保つ事が、全身すべてを守る事になります。日頃の歯磨き、定期的な歯科受診で生活習慣病から防いでいきましょう。