歯の定期健診はやっぱり重要?

太田新田歯科医師会

アルス歯科クリニック

院 長  堀越 康介

歯の定期健診はやっぱり重要?

普段何もなければ歯医者に行かず、症状が出たり、ひどくなってから歯医者に行く方も多いのではないでしょうか。【たいして痛くないのに治療で高いお金をかけたくない】・【削られて痛い思いはしたくない】など歯医者から足が遠のいてしまうことも多いと思います。

しかし歯の症状は初期の場合はあまり症状として出ません。重症化してから症状が出ることが多いのです。重症化すると治療で後々痛い思いをすることになったり、治療の回数も増え結果的に治療費が高額になってしまいます。

やはり痛い思いをしないためにも定期検診に行くことでむし歯・歯周病などの予防や早期発見が重要になってきます。

定期検診はどのくらいの頻度で行けばいいの?

定期検診の内容としては①むし歯・歯周病のチェック ②かぶせ物や詰め物に不具合がないかの点検 ③ブラッシング指導 ④歯垢・歯石を取る ⑤歯科相談 ⑥お口の中の粘膜の病気チェック等があります。

多くの歯科医師は約3カ月~半年に1回の定期検診を薦めています。3カ月~半年に1回の定期検診を受けながら自宅でセルフケアをすることも重要です。適切な頻度はその人の歯や歯茎の状態・セルフケアの状態によって変わります。

かかりつけの歯医者さんで相談してご自身に合った定期検診の頻度を見つけてください。定期検診の内容にもよりますが数千円あれば十分な定期検診が受けられると思います。

 

ちょっとした体調不良やケガであれば免疫力により時間の経過とともに自然治癒していきます。しかしむし歯や歯周病は一度なってしまうと自然治癒することはなく悪化の一途をたどってしまいます。

場合によっては歯を失ってしまいますので予防・早期発見がとても重要です。健康維持のためには定期検診は欠かせません。多くの患者様がお口のことで悩んでしまうことがないように定期検診に通っていただきたいと思っております。

第24回 歯と口の健康フェア~歯っぴぃライフで8020~

太田新田歯科医師会

太田アクア歯科クリニック

院長 生方 真人

第24回 歯と口の健康フェア~歯っぴぃライフで8020~

太田新田歯科医師会では、「むし歯予防デー6月4日」にちなみ6月3日(日)イオンモール太田2Fイオンホールにて、午前10時から午後5時まで、「歯と口の健康フェア~歯っぴいライフで8020~」と題し、市民の方々への歯科情報の提供、口腔ケアに対する意識の向上をして頂くことを目指したイベントを開催します。入場は無料です。

今回のフェアの内容は

  • ミニ市民公開講座

(歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、栄養士、それぞれの専門分野における20分程度の講演)

  • 歯磨き指導 フッ素塗布
  • 位相差顕微鏡(自分の歯垢の中の細菌観察)
  • 型採り
  • 血管年齢測定、骨密度測定
  • 歯科相談
  • 血圧測定、栄養相談
  • バルーンアート

歯、歯肉、口の中の疾患は、全身の健康に大きく影響します。この健康フェアを機に、歯と口の状態に関心を持っていただき、日頃の口腔ケア、口腔管理に役立てて頂きたいと思います。小さなお子様からご年配の方々まで元気で楽しく健康ですごせるように、さまざまなイベント、健康情報を準備し企画をしております。ぜひご来場お待ちしております。

またこのフェアは、過日、市内小中学生を対象に応募いただいた歯科保健啓発図画ポスター標語コンクールの優秀作品の展示会を兼ねております。こちらの方もご覧になっていただきたいとおもいます。

「歯と口の健康フェア」は、今回で24回目の開催となります。去年は1300名以上の方々に来ていただきました。今回はぐんまちゃんが応援に駆けつけてくれることにもなっていますので、ゆるキャラファンの方々も含めて沢山の方々のご来場をおまちしております。またご来場の方々には素敵なプレゼントも用意しておりますので、ぜひお立ち寄りください。

CAD/CAM冠って何?

太田新田歯科医師会
とちはら歯科
院 長 鎌田 政善

CAD/CAM冠って何?

CAD/CAM冠(白いかぶせもの)は2014年4月から上下顎左右小臼歯(上下顎の4番目と5番目にある小さな奥歯)に保険適用され、さらに2017年12月から下顎左右第一大臼歯(下あごの小さな奥歯の隣にある6番目の大きな奥歯)に保険が適用されることになりました。ただし、7番目の大きな奥歯が4本あって、しっかりかみ合っている場合にのみ適応となります。なお、金属アレルギーの方(医師の診断書が必要)は、全ての奥歯に保険適応となっています。

【CAD/CAMとは?】

CAD(Computer-aided-design)は、削った歯の形をコンピューターで計測して、その形状データーを入力データーとして歯(かぶせもの)の形を図案化し、加工用のプログラムを作成します。次に加工用プログラムを加工機であるCAM(Computer-aided-manufacturing)でブロック材料を削って歯(かぶせもの)の形を作るといったコンピューター上でのシステムのことを言います。

簡単に言うと、コンピューターで計測し歯の形を図案化し、コンピューター制御された加工機で歯を作るといったシステムのことです。

【CAD/CAM冠の良いところ】

健康保険では従来から金属冠(銀歯)が一般的に用いられてきました。また、部分的に硬質レジンジャケット冠といって白いかぶせものも保険適応となっていました。

しかし、銀歯は強度はあるものの見た目が悪く、ジャケット冠は見た目は良いが強度・適合性でやや劣るといった状況でした。そこで先進医療から生まれたCAD/CAM冠は材料にハイブリッドレジンといってレジン(プラスチック)とセラミックスを合わせたブロックを用いることで、強度も向上し、コンピューターで製作することにより適合精度も向上しました。

また、コンピューターで設計、製作しますので、模型ができてから2時間程度で出来上がるといった時間が短縮されるところが良い点と言えます。全く金属を用いていませんので、金属アレルギーが心配な方にも安心してご使用いただけるかぶせものです。

【CAD/CAM冠を保険で装着できない症例】

前述しましたが、上顎左右第一大臼歯と上下顎左右第二大臼歯は保険適応外です。ただし、自費診療では装着することができます。また、小臼歯では歯冠の高さが低い場合や部分入れ歯のバネがかかる場合などは割れたり、はずれたりする可能性が高いので、装着できない場合があります。

咬む力が過度に加わる場合も破折の原因になりますので、装着できない場合があります。

したがって、下顎第一大臼歯も過度な咬合力がかからないことが条件となります。歯の状態により適応されない場合がありますので、詳しいことは歯科医院でご相談下さい。

歯科訪問診療ってなに?

太田新田歯科医師会

しまざきデンタルクリニック

院長 島﨑 政人

歯科訪問診療ってなに?

住民の方のアンケートをとりますと歯科訪問診療についてその制度や内容をご存知でない方がまだまだ多くいらっしゃいます。歯科訪問診療はその言葉のごとく何らかの身体的、精神的理由で歯科診療所に通院できない方に対し、歯科医師、歯科衛生士が自宅や介護施設、病院等に訪問し、歯科診療や専門的口腔ケアを行う制度です。

従来は医療機関で患者さんを診ていた歯科医や歯科衛生士が町に飛び出し、患者さんのもとに訪問します。最近はこうした訪問歯科診療を積極的に行う歯科医が増えてきました。いわば「走る歯医者さん」。高齢者にとって強い味方と期待されています。

どのような方が対象になりますか?

訪問歯科診療の対象となるのは、「通院困難な方」と決められています。
在宅等で療養を行っており、歯を診てもらいたくても体が不自由で通院できない人がたくさんいます。しかし、体に障害があったり、病気を持っている人ほど口腔ケアを行いにくく、治療が必要な状態になりやすいのです。
訪問歯科診療を受けて長年のお口の悩みを解消できた人も少なくありません。なお、内科等の他科に通院している方は対象から除かれることがあります。

どんな治療が受けれますか?

通院困難な方に多い訴えは、「食べられなくて困っている」というのものです。食べられなくなった原因は、入れ歯を壊してしまったり歯が抜けてしまった、あるいは入れ歯が痛いなどさまざまです。

訪問歯科診療では、通院困難な方の訴えをくみとって、むし歯や歯周病などの治療や入れ歯の作製・修理、口腔ケアなどに対応しています。また、誤嚥性肺炎の予防や食べる楽しみの回復など、口腔機能のリハビリテーションも行います。治療の方法は利用者の体力に合わせて無理のないように進めていきます。

費用は医療保険や介護保険が適用されます。

自宅で治療を受けることのメリット

歯科医が自宅にきてくれるというメリットは、患者さまが通院しなくてもいいということだけにとどまりません。たとえば入れ歯を作った場合、歯科医が直接利用者の食生活の場面などを見ることで、よりきめ細かく調整できます。また、口腔ケアの方法を指導する場合は、通院困難な方のからだの状態はもちろん、介護者がどれだけかかわれるかが大切なポイントになります。訪問歯科診療ならば、通院困難な方の生活や介護の状況も理解しやすいので、より適切な口腔ケアを提案することが可能になります。

どのように依頼したらいいですか?

色々な窓口や依頼方法があります一番身近な方法でお気軽にご相談ください。かかりつけの歯科医師あるいは受付に相談ください。日頃、受診している、かかりつけの歯科医院にご本人かご家族が電話等で気軽にご相談ください。または、太田新田歯科医師会事務局にご相談下さい。

歯磨き粉は何がいいですか?

太田新田歯科医師会
いいだ歯科医院
院 長 飯田浩志

「歯磨き粉は何がいいですか?」

 

患者さんから、「歯磨き粉はなにがいいですか?」と聞かれることがあります。

薬局やスーパーなどでは、たくさん種類の歯磨き粉が並んでいて、どれを選ぶか迷ってしまいます。

そもそも歯磨きをするとき歯磨き粉を使う理由はなんなのでしょうか?

歯磨きの目的は「むし歯の予防」、「歯周病の予防および改善」、「歯をきれいにする」

「口臭の予防」、「口の中をスッキリさせる」などが挙げられます。

むし歯、歯周病の原因は、歯に付着したプラーク(細菌)です。それを除去することが歯磨きの一番の目的と考えられます。

残念ながら、歯磨き粉でプラークが落ちるわけではありません。歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどで機械的に除去してあげなければなりません。

歯医者さんによっては、「歯磨き粉を使わずに歯磨きをしてください。」と言う先生もいます。

歯磨き粉を使わなくてもプラークの除去はできるからです。かえってお口の中が泡だらけになってしっかり時間をかけて磨けなかったり、すっきりするため、きれいに磨けていると勘違いしてしまう方も多いのではないでしょうか。

私の考える歯磨き粉を使う一番のメリットは、磨き粉の中に含まれているフッ素の効果です。

フッ素は、歯を丈夫にし再石灰化の手助けをしてくれます。

ですからフッ素配合の歯磨き粉をお使いになるのが良いと思います。

歯磨きの仕方としては、「まず磨き粉をつけないでしっかりプラークを落とし、そのあとでフッ素配合の歯磨き粉で仕上げをする。」というのがお勧めです。