平成30年度東毛地区学術講演会の開催報告
日時:平成30年9月1日(土)午後5:00~7:00
会場:太田ナウリゾートホテル3階「ドリーム」
平成30年度の東毛地区学術講演会を講師に東京歯科大学クラウンブリッジ講座より佐藤亨教授をお招きして『CAD/CAM冠 臨床の勘所 メタルボンド・オールセラミッククラウン どう使い分けますか?』と題してご講演いただきました。
東毛地区学術講演会は太田、館林、桐生の3地区が毎年持ち回りで合同開催している講演会です。3地区合同ということもあるのですが、当日は71名の出席があり会場が満席となるほどの大盛況となりました。
演題にあるCAD/CAM冠ですが近年保険の適用もあり、広く一般に普及してきたところです。現在の国家試験ではCAD/CAM冠の取り扱いがかなり深いところまで問われているらしく、スライドで実際の問題をみて、今の学生さんの大変さを実感することができました。
また、CAD/CAM冠やガラス系の鋳造冠の技工所での製作過程の実際をスライドで見せていただき、原因からみた利点欠点、注意点のわかりやすい説明がありました。
物理特性からみた症例の適応分類や補綴物の内面処理、接着材料、プライマー、幅広い分野にわたり詳細な講話を聴講することができ、大変充実した講演会となりました。